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【価値化トレーニング】 第17回『いろんなものの顔'face'』



今回のスモールワード

face

いろんなものの顔

例文

She never learns to face the reality

彼女は現実を見るということを学ばない。


 先生、さっき'face'だの'never'だの言ってませんでした?まさか私の顔を否定しているとか(怒)

 "She never learns to face the reality"のこと?そんなんじゃないよ。まさか'face'を「顔」とそのまま訳しちゃったの?

 だって'face'っていったら「顔」じゃないですか!

 まあ、「顔」なんだけど、'face'は人間の顔だけじゃないんだよ。色んな使い方があるんだ。例えば"This room faces the beach"だったらどう?

 う~ん「この部屋」…「顔」…「ビーチ」?

 部屋にも顔があると考えると、この部屋の顔がビーチに向いている、つまりこの部屋は…

 オーシャンビューだ!!!

 う、うん(いきなりテンション上げすぎ)。こんな具合に人の顔を含めた「いろんなものの顔」としてイメージしておけばOKなのさ。

 じゃあ、先生が言ってた"face the reality"ってどういうことなんですか?

 うん、'reality'は「現実」でしょ。そこに'face'が向いている、つまり『現実を見る』ってことなんだ。

 なるほど~、よくわかりました!で、"She never learns to face the reality"っていうのは『現実を見ることを学ぶ』がだから…ムキ~!それどういう意味ですか!!(怒)


価値化トレーニング実践編

Our office building is facing the main street.

事務所の建物はメインストリートに面している。


事務所の建物はメインストリートに顔を向けているわけだね。


You have to face up to the facts.

事実から目を背けてはいけません。


モジモジと下ばかりを見ていないで、顔を上げて目の前にある事実を見なさい!ということだね。


The U.S. faces Japan in the tournament.

アメリカは日本とそのトーナメントで対戦する。


アメリカは日本とトーナメントで「顔合わせる」つまり「対戦する」という意味になるんだ。


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